2011-06-05

パトリック・ルメル ( ル・コルドン・ブルー ) 2011. June. 10th.

1:どのような形でお仕事を始められたのですか?

パトリック・ルメル :
この仕事を始めたのは15歳の時のパティスリーでの研修が最初でした。その後、2年間お店で見習いをしてディプロム(免状)をとりました。



2:仕事の面白さはどこにありますか?

パトリック・ルメル :
芸術的側面、創造性、そしてお菓子によって人々に喜びを提供できる点です。



3:パティスリーを作る時のインスピレーションは何?

パトリック・ルメル :
自分の経験、好み、取り巻く環境など。新しい味を発見するようにしています。



4:日本は気に入っていますか?日本での暮らしはいかがですか?

パトリック・ルメル :
日本は大好きです。快適で心地よく利便性の高い暮らしですし、人への思いやりに感銘を受けます。特に、敬虔さが素晴らしいと思います。



5:あなたにとってよいお菓子、悪いお菓子とは?

パトリック・ルメル :
良いお菓子は人を驚かし、また食べたいと思わせるものです。悪いお菓子とは嫌な味が長く残ってしまうものです。。。



6:何がおすすめですか?

パトリック・ルメル :
好みによると思いますが、私自身はババ・ラムやアンブルが気に入っています。



7:お客様が満足するには何が大切ですか?
あなたの抱く「おもてなし」とはどんなイメージですか?


パトリック・ルメル :
きちんとしたサービスを受けること、特に商品に関してきちんと説明を受けることです。どんなイメージを受けるかはサービスする側にかかっています。



8:あなたにとって 「美しい」とは何でしょうか?

パトリック・ルメル :
美しさ、それは見ること、見つめることによる、目で味わう喜びです。



9:あなたが子どもの頃 どんなお菓子が好きでしたか?

パトリック・ルメル:
エクレア、サントノーレ、ルリジューズ、フラン、ダルトワ、ババ・シャンティイーが好きでした。



10:次に挑戦しようとしていることは?

パトリック・ルメル :
ル・コルドン・ブルーで教えることに大きな喜びを感じていますので、続けていきます。



(This email's interview is current as of June. 2011)
-----------------------------------------------------------------------------------
The Credit will read:
Posted with permission from Le Cordon Bleu
All rights reserved by Patrick LEMESLE
Questioner: Yukiko Yamaguchi
Japanese answer : Le Cordon Bleu

Related website LINK:ル・コルドン・ブルー

パトリック・ルメル プロフィール:
パトリックシェフは、豊かな酪農地帯として有名なフランス北部のノルマンディー地方、港町ル・アーブルの出身です。多くのパティシエを目指す少年たちが15歳の若さで修行を始めるように、パトリックシェフも地元の町の菓子屋で修行を始めました。実は、初めからパティシエを目指していたわけではなかったのですが親方がパトリックシェフの内に眠っていたパティシエとしての才能を引き出してくれました。そしてパティシエとしての技術を磨くためにパリを目指し、10年以上の経験を積みました。パリでは1988年からメゾン・カイザーで菓子部門のシェフとして7年間に渡って指揮を執り、多くの新店舗のオープニング、新しい菓子のコレクションの開発にあたりました。シェフのは、プチ・ガトーやアントルメ、タルト、特に季節のフルーツをふんだんに使ったスイーツが得意です。また、お菓子のモダンなデザインや、ジャスミン、ヒナゲシ、野バラ、ラベンダー、スミレといった花の香りをお菓子の味とを融合させることにも興味を持っています。

ル・コルドン・ブルー
パリで1895年に創設された歴史ある料理学校。フランス料理の発展とともに歩み、時代が変わっても愛され続けるクラシックな料理から、新しい技法を取り入れ、進化し続ける現代のフランス料理まで、その時代を担うシェフたちとともに、フランスの料理芸術を継承、世界に向かって発信してきましたル・コルドン・ブルー日本校は、フランス・パリ校と同じ教育システムをとり、日本にいながらにして、フランスの味と技を五感で感じながら、フランス料理・菓子・パンの技術が学べる唯一の学校です。

ル・コルドン・ブルー内 ラ・ブティック
ル・コルドン・ブルーの質の高さを体験できるデリやスイーツ、パンを味わうことができるカフェ。
渋谷区猿楽町28-13 ROOB-1
火曜~日曜 9:30~18:30 定休:月曜日
TEL: 03-5457-2407
-----------------------------------------------------------------------------------
Web magazinekimbou : French ページへ Web magazinekimbou : French webmagazine kimbou:on line free paper TOP ページへ
webmagazine kimbou:home

フランソワ・プラリュ ( パティシエ, ショコラティエ ) 2011. June. 10th.

1:まず初めに、ご自身のカカオ・プランテーションをお持ちですね。
これはすごいことです。あなたにとってショコラとは何でしょう?


フランソワ・プラリュ :
モチヴェーションであり、官能的なものです。旅行への興味をかきたてる、世界中の香り(ジャスミン、煙草、胡椒やスパイス…)が渾然一体となったもの。



2:ノシ=ベ島(マダガスカル共和国)がお好きですか?
最初、何に一番心を奪われましたか?


フランソワ・プラリュ :島の美しさ、美しい小さな山々です。


3:ノシ=ベはイラン・イラン、それに胡椒やヴァニラの香る島だと聞いています。お好きな香りは?

フランソワ・プラリュ :
イラン・イランですね。
ノシ=ベそのものの香りといっていいでしょう。空港に降り立った瞬間から匂い、散歩中も常にその香りに包まれているほどです。



4:フランスではどんな風景がお好きですか? 場所と理由を教えて下さい。

フランソワ・プラリュ :
マルスという街です。
プラリュ家発祥の地ですし、コート・ロアネーズの山々が絶景です。



5:外国旅行ではどういったことが楽しいですか?

フランソワ・プラリュ :
人との出会い、それにその土地原産のカカオとの出合いです。



6:ご自身のブティックを東京の銀座三越にオープンされたのは?

フランソワ・プラリュ :
日本における私どものパートナー・三越から声をかけてくれました。そして銀座三越に出店するという素晴らしい機会をくださったんです。



7:日本の印象はいかがですか?

フランソワ・プラリュ :
みなさん礼節があり実直で勤勉、そして親切です。



8:看板商品の「プラリュリン」と「プラリュジェンヌ」について簡単に教えていただけますか?また、何から菓子作りのインスピレーションを受けますか?

フランソワ・プラリュ :
「プラリュリン」は、私の父であるオーギュスト・プラリュによって作り出されました。『プラリュジェンヌ」は私が作りました。ある週末、サン・トロペで名物のヴァニラ風味のクリーム・タルト「トロペジェンヌ」を食べてみて、「プラリュリン」と「トロペジェンヌ」をミックスした菓子を作るアイディアが浮かんだんです。



9:お客さまに喜んでもらうため、大切なことは?

フランソワ・プラリュ:最高級のショコラ・菓子を作ること。


10:ショコラ作り・菓子作りのモチヴェーションとなっているのは?

フランソワ・プラリュ :人々との出逢い、それに旅することです。


11:ショコラは万能薬といわれています…たとえば美容にも効くし、病にも、精神安定にも…。いかが思われますか?

フランソワ・プラリュ :
それは本当ですよ! ショコラは一日に30か40グラムほどなら食べても太ったりしません。マグネシウムや抗酸化物質が含まれているし…。マグネシウムは幸せな気分を呼び覚ます、といいますし。(ショコラは)みんなを幸せにしてくれるものなんです。



12:仕事をしていて、一番満ち足りた気分になるのはどんなときですか?

フランソワ・プラリュ :
新作ショコラや菓子、またそのパッケージを考案・製作しているとき。



13:お菓子は芸術、あるいは文化のひとつだとお考えですか?

フランソワ・プラリュ :芸術ですね。


14:あなたにとって幸せな人生とは?

フランソワ・プラリュ :
情熱をもてる仕事があり、家族・友人たちに囲まれて暮らす。だって健全でしょ。



15:あなたにとって美しさとは?

フランソワ・プラリュ :
外面的な美と内面的な美の調和。
それは生きる物、つまり人間の美しさです。



16:ショコラティエやパティシエを目指す若者へアドヴァイスをお願いできますか?

フランソワ・プラリュ :
もちろんです。まず、お菓子やショコラに愛情をもつこと、労を惜しんではいけないということ。そして、自分を信じることです。 



17:日本のファンへ向けて、メッセージを下さいますか?

フランソワ・プラリュ :
日本を襲った震災に立ち向かうみなさんの勇気、人間としての誇りに敬意を表します。みなさんに惜しみない応援と友情を送ります。



(This email's interview is current as of May. 2011)
-----------------------------------------------------------------------------------
The Credit will read:
Posted with permission from François Pralus
Questioner: Yukiko Yamaguchi
Translation: Satoko Kawabata

Related website LINK:フランソワ・プラリュ

メゾン・プラリュについて:
オーギュスト・プラリュがリヨンの南、ロアンヌにパティスリーを開業したのは1948年。開業当初からクオリティーの高い商品を作り続け、1955年、MOF(フランス最高職人賞)パティシエ部門を獲得する。同じ頃、アーモンドをピンク色の砂糖衣でおおった地元の名物「プラリーヌ」をふんだんに生地に混ぜ込んだブリオッシュ「プラリュリーヌ」Pralulineを作り出すと、プラリュの名前はフランス内外で一躍知られるようになった。メゾン・プラリュは1988年、オーギュストから息子フランソワに受け継がれる。フランソワは父の元でパティスリーの基礎を学んだ後、リヨンの「ベルナション」、パリの「ルノートル」など、フランス各地の名店で修行を積み、父から店をまかされるようになると、チョコレートの製造専用のラボを作ろうと決心した。現在プラリュのラボでは、カカオの焙煎からパッケージまで、フランソワ以下35人のスタッフが精力的に働き、最高品質のチョコレートを製造している。フランソワ・プラリュは、フランスに3人しか存在しない、”カカオ豆からチョコレートを作るショコラティエ”のひとり。現在、フランスで6店舗を展開する。一番新しいショップは、2008年10月にオープンしたばかりのパリ店(パリ4区、マレ地区Rambuteau通り35番地)。2003年からはアメリカ、日本、ヨーロッパ各国にもチョコレートを輸出している。

-----------------------------------------------------------------------------------
Web magazinekimbou : French ページへ Web magazinekimbou : French
webmagazine kimbou:on line free paper TOP ページへ
webmagazine kimbou:home