2011-05-05

松尾 泰伸 ( 音楽家 ) 2011. May. 10th.

1:複数の打楽器から編成されているバンド「mar-pa」から現在のキーボード のソロ。ライブ編成の変化はどういうきっかけからですか?

松尾 泰伸 :
全くのその時々の流れで、自分で決めた事は何もなく、
まさか・・・「癒しの音楽」なものをさせられる事になるとは・・・
夢にも思っていませんでした。


2:長年の音楽活動の中でアプローチは どのように変化してきましたか?

松尾 泰伸 :
基本的にはあまり変わってないと思います。
たぶん生まれた時からずっと。


3:変わらないもの...というのは どんなものですか?少し教えていただけます か?

松尾 泰伸 :
音楽をする為に生まれてきたみたいな感じがします。
既に持って生まれてきたみたいです。


4:「ヒーリングピアノ」とは?

松尾 泰伸 :
ピアノの弦のヴァイヴレーション(振動)によって、心と身体のバランスを執るというものです。


5:松尾さんにとって「本来「癒し」の意味はバランスを取る事」と
資料にありましたがその「癒し」とは?どんな価値観からくるのでしょうか?


松尾 泰伸 : 特に価値観はありません。


6:自然の音の中で多くライブされてらっしゃいますが
どのような点から野外という場所を選んでらっしゃるのでしょうか?


松尾 泰伸 :
いつも呼ばれて行くので、私から選んだことはありません。
大半が人が呼んでくれますが、大自然や見えないものに呼ばれることもあります。


7:5月5日にリリースされた最新アルバム「平和の祈り ~The Peace Prayer~」ですがこれはどういうことを音楽としてアプローチしていますか?

松尾 泰伸 :
平和の祈りを音楽としてアプローチしています。


8:「mar-pa」は民族音楽、「ヒーリングピアノ」は自然音に近い音楽と
勝手に思っていましたが本当はどうでしょうか?

松尾 泰伸 : 本当はどちらも自然音です


9:「mar-pa」はライブにいくと パーカッションの振動が体に伝わって来て 体感していく、耳以外でも受け止められる感じがありますが「ヒーリングピアノ」は逆な感じのアプローチ、耳以外で感じる...解放に向かっている気がしますが...。

松尾 泰伸 : どちらも音のシャワーです。


10:現代社会において音楽の役割はどんな点にあると思われますか?

松尾 泰伸 :
「癒し」です。
ミクロ(人体)からマクロ(宇宙)に至る治癒(バランス)の道具です。


11:ところで普段の音(自然音も含む)で好きな音と嫌いな音を少し教えて
いただけますか?


松尾 泰伸 :
好きな音[時と場合によって変わります]
嫌いな音[これも同じ音でも時と場合によって変わります]


12:どんなことからそのような名曲が生まれるのでしょうか?

松尾 泰伸 :
名曲と言っていただいて光栄です!ありがとうございます。
でもせっかくなのですが・・・実は私が曲を創っているのではありません。


13:それは現在 ライブでの曲は....という意味ですか?
または新しいCDは......ということですか?


松尾 泰伸 :
2004年、奉納演奏をやらされ始めた頃以降のほとんどの曲です。
LIVEでも制作でも、全ての新曲に於いてです。

14:音楽人生の中で避けようと心がけていることは何ですか?

松尾 泰伸 : やりたくないことをやる事。

15:音楽に永遠の魅力を与えているモノは何だと思いますか?

松尾 泰伸 : 音霊。

16:松尾さんの音楽はグローバルな音楽表現や活動にあると思われますが 
日本という国民性を反映する事は仕事においてどのくらい重要とお考えでしょうか?


松尾 泰伸 : 最強レベルです。 

17:松尾さんにとっての「旅」とは何ですか?

松尾 泰伸 : 時空を超えたキオクの確認作業です。

18:仕事に大きな影響を与えた人物や物事とはなんでしょうか?

松尾 泰伸 :「白虎社」(暗黒舞踏)と「Bali」(東南アジア)です。

19:松尾さんにとっての「大人」とは何ですか?

松尾 泰伸 : 今もわかりません。

20:あなたにとって「静寂」とは?

松尾 泰伸 : 宇宙です。

20:ファンにひとこと メッセージをお願いします。

松尾 泰伸 :
いつもありがとうございます!
NEWアルバム「五色の虹」を宜しくおねがいしま~す!


(This email's interview is current as of May. 2011)
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The Credit will read:
Posted with permission from Yasunobu MATSUO

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松尾泰伸(作曲家 ピアノ・シンセサイザーアーティスト)プロフィール:
1988年「キャスターマイルド」TV・CMに、当時のグループバンド「mar-pa」から楽曲提供。‘80~’90年代「ワールドミュージック」ブームの先駆けとして、アジア・中近東東・ヨーロッパでの演奏を成功させる。ネイチャー環境映像DVD「Virtual trip」シリーズ(PONY CANYON)21タイトルへの楽曲提供が高い評価を受け、代表作「Virtual tripさくら」は、「ビデオコンポ2000」誌選定、「’99DVDソフトオブザイヤー」を受賞。2001年ソロアルバム「for TERRA」(地球の為に)をポニーキャニオンよりリリース。2005年、高倉健主演・チャン イーモウ監督『単騎、千里を走る』プロモーション出展映像の音楽担当。2010年、富士山の壮大な映像を紹介した「絶景!富士山 新・富嶽三十六景」DVD(ポニーキャニオン)の音楽担当。2011年、ヒーリングシンセNEWアルバム、「五色の虹~平和の祈り~」をリリース。

松尾泰伸の音楽について
音の持つ、無限の可能性を体感してみてください!JAZZでもクラシックでもない松尾泰伸独自のメロディーとハーモニーは、国内外の聖地と呼ばれるスポットや大自然の中での演奏で「空気」と「音」がピタリと重なる不思議な瞬間に生み出されてきました。それらの作品は、心地よいだけでなく、「心が落ち着く」「体調が良くなる」「不眠症に効く」などの声がカイロプラクティックやヒーリング(治療)の現場より寄せられ、音楽の持つ秘めたる自然治癒力の可能性の鍵を開く先駆者として、音の大切さと自然環境の素晴らしさを音で唱える活動を日本を始め世界に向けて発信中!

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・mar-pa リムランド



Questioner: Yukiko Yamaguchi
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