2011-12-05

ニコライ・バーグマン 2011.December.10th

1:フラワーショップに併設され、グリーンウォールが印象的なリラックスできる空間のカフェ「Nicolai Bergmann Nomu」ですが、この「Nomu」という言葉の意味は?「飲む」なんでしょうか?

ニコライ・バーグマン :
そうです。インテリアショップでは Nicolai Bergmann Sumu というブランドで東京ミッドタウンで展開しておりますが、これも「住む」から引用しています。Flowers& Design のコンセプトでもある北欧スタイルと日本の感性を融合した独自のスタイルを提唱しているので、ブランドネームも日本語を引用したかったのです。


2 : 高い天井、全面ガラス貼り、自然光が入り込んで明るくて素敵なカフェですね。ここをオープンするにあたってこだわってきたことは何ですか?デンマーク人として最も大切にされていることはありますか?

ニコライ・バーグマン :
フラワーショップの中に癒される空間のカフェを以前から作りたかったのです。また、高い天井や打ちっぱなしのコンクリートは何もないシンプルな状態だとイマジネーションが働き、様々なクリエイティブな空間をプレゼンテーションできます。全面ガラス貼りは、自然光がとても好きだし、カフェにこれだけの自然光が入ってくるのはとても気持ちがいいですしね。デンマーク人としてのこだわりは、フラッグシップストアの中に置かれているキャンドルです。デンマークではお部屋の中でキャンドルを灯す習慣があります。デニッシュスタイルのメニューも揃えたカフェなので、キャンドルはこだわりたい部分ですね。


3 : 日本とデンマークと似てるなと思う事はなんでしょうか?

ニコライ・バーグマン :
まず、デンマーク文化の代表と言えるのがインテリアだと思うのですが、家具の職人が木で作り上げるところは日本の伝統文化、漆や和紙、着物などを作り上げる職人の仕事とよく似ていると思います。緻密で計算された丁寧な仕事するというところは共感できます。


4 : 反対に全然違うので難しいと思う事はなんでしょうか?

ニコライ・バーグマン :
食文化は違いますね。(笑)
僕は、日本のお弁当のパッケージに関しては共感できるのですが、温かいものを冷めて頂くという習慣が慣れないですね。温かい物は温かいうちに、冷たい物は冷たいうちにがデンマーク流でしょうか?違いを感じます。


5 : カフェ「Nicolai Bergmann Nomu」のおすすめを教えてください。

ニコライ・バーグマン :
やはりデンマークのオープンサンドウィッチの「スモーブロー」ですね。季節の食材に合わせていろいろな味を楽しめるのと、見た目も華やかなのでおすすめです。また、オーガニックフルーツを使用したフレッシュジュースやスムージーもとても人気があります。


6 : 子供頃ご自身が 好きだったメニューやお菓子はありますか?

ニコライ・バーグマン :
お母さんが作るミートボールは思い出の味です。クリスマスに食べるポークチップやライスプディングも大好きです。子供の頃も今でも。



7 : あなたにとって「リラックス」とは何ですか?

ニコライ・バーグマン :
「自然」です。自然の環境にいるといろいろなイマジネーションが湧いてきます。もっとも自然体でいられますし、癒されます。


8 : テーブルは植物のアレンジが楽しめて、標本や箱庭などを思い出します。遊び心があって粋ですね。ギフトボックスにお花をつめたアレンジもですが、作品を拝見していると「箱」が多く登場する気がしますが何かこだわりがあるのでしょうか?

ニコライ・バーグマン :
スクエアというフォルムがとても好きです。飽きがこないし、しっかりとしたフォルムから自然に育てられた植物の曲線を合わせたコントラストが大好きです。


9 : デンマークのお生まれで日本を拠点にご活躍ですが、在日されて何年ですか?日本は好きですか?

ニコライ・バーグマン : 
初めて来たのは15年前。ビジネスを始めたのは13年前です。日本!大好きです。第二の故郷でしょうか?


10 : あなたにとって「旅」とは何ですか?

ニコライ・バーグマン :リセットの時間。リラックスできます。

11 : デンマークでおすすめの場所等ありますか?

ニコライ・バーグマン :
コペンハーゲン、セントラル 中心街で朝の7:00-8:00。
中心地なのに車も人もいない静かな時間が流れています。


12 : デンマークから日本へ。あなたのクリエイティブ・アプローチは時がたつにつれてどのような形で変化されていますか?

ニコライ・バーグマン :
今のデザインに行き着くまでに、日本の伝統美、漆や着物、神社の鳥居など様々な文化に触れて、単にヨーロピアンスタイルだけでなく、細部にまでこだわるディテールやカラーグラデーションの表現が繊細なものになりました。そして今のスタイルになっていったと感じています。


13 : フラワーアレンジは音楽を聴いたり人と話したりするのと静かな中で集中して.......と、どちらがやりやすいですか?

ニコライ・バーグマン :ざわざわした、忙しいなかで集中するほうです。

14 : 「わびさび」など日本の美を意識される事はよくありますか?

ニコライ・バーグマン :
意識しているというより、自然と感じていると思います。


15 : デンマークにしても日本にしても、流行や伝統は仕事において反映する事はどのくらい重要だとお考えですか?

ニコライ・バーグマン :
とても大切にしています。自分でも好きな物が昔と今で違うように自然と皆さんもトレンドを取り入れているのではないでしょうか?もちろん、伝統スタイルも大事にしつつですが。


16 : 何がグッド・デザインを生み出すのでしょう?

ニコライ・バーグマン :
難しいリクエストに対して、自分自身にプレッシャーをかけながら応えていくことで生み出されていくと思います。


17 : 人生で大きな影響を与えた人物は?

ニコライ・バーグマン :
初めて日本を訪れたときに、迎え入れてくれた人たち。その方がいたからこそ、日本にこれだけ長くいられたんだと思います。


18 : あなたにとって「美しい」とは何ですか?

ニコライ・バーグマン :
どのようにして生まれたのか。どのようにして作られたのか。根源が分からない物を美しく感じます。


19 : フラワーショップではアレンジブーケを目の前で作ってくださるそうですが、クライアントの要求はどのくらい大切ですか?

ニコライ・バーグマン :
一番大切にしないとビジネスができないと思います。



20 : ご自身のクリエイトにおけるアプローチをまとめて一言で言うと?

ニコライ・バーグマン :花材や資材など作り上げる物の言葉を聞く。

21 : 最後にファンへ メッセージや今後のプランなどを御願いします。

ニコライ・バーグマン :
いつか、花柄をデザインした洋服をプロデュースしてみたいです。
ファンの方へ。いつもありがとうございます。FACE BOOKもよろしくおねがいします。


(This email's interview is current as of October. 2011)
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The Credit will read:
Posted with permission from Nicolai Bergmann
Related website LINK:Nicolai Bergmann

Questioner: Yukiko Yamaguchi

Nicolai Bergmann's Profile
1976年デンマーク・コペンハーゲン生まれ。世界有数の企業とのコラボレーションも多数展開する日本で最も有名なフラワーアーティストの一人。北欧のテイストと日本の感性を組み合わせた独自のスタイルをコンセプトとし、モダンでスタイリッシュなデザインや、印象深いカラーグラデーションなど、ひとつの芸術作品ともいえる完成度の高いデザインを誇っている。現在、南青山のNicolai Bergmann Flowers &Design Flagship Storeをはじめ、国内に7つの拠点を持つ。2011年10月からは北京のChina World Hotelでの全館フラワープロデュースを手がけ、ワールドワイドに活躍の幅を広げている。

・フラワースクールを開催
南青山のフラッグシップストア2F にてフラワースクールを開催。初心者向けコース、中級者向けコース、プリザーブドフラワークラス、土曜クリエイティブワークショップ等、ご自身のレベルに合ったクラス、お好きなテーマのクラスを入会金、年会費不要で1回から気軽に受講できます。なお12月はクリスマスコースです。
Nicolai Bergmann International School of Floristry:03-5464-0716

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「ニコライ・バーグマン 花カレンダー2012」1,890円(税込)

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