1:子供の頃、あなたはどんな子供でしたか?
ティム・ノードウィンド:
子供の頃はものすごくシャイだった。10歳の頃、演劇にとても興味を持ち、ようやく自分の殻を打ち破って社交的になった。でも最近思うのは、自分自身でいるよりもキャラクターを演じているほうが楽だということ。素の自分になると、またすごくシャイになる。
2:OK GOの命名は美術の先生だそうですが それは本当ですか?
ティム・ノードウィンド:
うん、バンド名は当時の美術の先生の言葉から取った。ダミアン(vo.)と僕は、僕が11歳、彼が12歳の時に、美術キャンプで会った。マジにかっ飛んでいる美術教師で、僕達にサイケデリックな教えを授けてくれた。サプライズだらけのレクチャーの最後には毎回、「Ok go」と言っていた。彼がとりこにした幼いオーディエンスに、おかしくて素敵な世界を作り出させるために。
3:学生の頃、美術の時間は好きでしたか?
ティム・ノードウィンド:
学生時代は、美術、音楽、演劇の授業が楽しみだった。
4:OK GOのMVの制作にはどのくらいかかわっていますか?
ティム・ノードウィンド:
僕達は自分達のビデオ制作に深く関わり、手掛けている。音楽と同じ位真剣に作っている。ビデオ制作はオーケー・ゴーの活動の一部。音楽と同じ位アートだし、実に楽しんでいるよ。
5:撮影中思い出に残っていることは?
ティム・ノードウィンド:
ちょうど、最新アルバム収録曲「ディス・トゥー・シャル・パス」のビデオを作ったところ。LAのSynnLabsという科学者集団と、ルーブ・ゴールドバーグ・マシーン(訳注:アメリカの漫画家ルーブ・ゴールドバーグが考案した、シンプルな動作を行うのに敢えて複雑なからくりを多用する仕組みによる表現方法)を3階建ての倉庫に建設した。優秀な人達とこんなスケールで仕事出来たのは最高だった。機械は見事に完成し、ビデオも素晴らしい。
6:日本でのライブの感想は?
ティム・ノードウィンド:
日本でプレイするのは最高。全員、いつでも楽しみにしている。スペシャルなのは、日本のファンはいつだって最高にクールなプレゼントをくれること。ユキという女性は、僕がロケット船に乗っているカッコいいバラバラ本を作ってくれた。
7:ツワー中 声を守るため 特に気をつけていることはありますか?
ティム・ノードウィンド:
コンサート前にはいつもヴォーカルのウォーム・アップのために、45分間のヴォーカル・エクセサイズをやっている。ウォーミング・アップして声の調子を整えるのは、喉の疲労を防ぐベストな方法だ。他には、睡眠をしっかり取る様に心掛けること、タバコを吸い過ぎないこと、酒を飲み過ぎないことが喉の健康にとても大切。
8:Here It Goes Again などダンスや運動がビデオが沢山MVシーンに
ありますが体力に自信はありますか?普段どんな運動をしていますか?
ティム・ノードウィンド:
時間がある時は、エクセサイズを楽しんでいる。踊るのは楽しいけど、あまりやらない。ギタリストのアンディはほとんど毎日エクセサイズしていて、尊敬するよ。エネルギーがどこから出てくるのか不思議だ。でも、うん、アンディは強いよ!
9:カラオケで歌った事はありますか?何を歌ったりしますか?
ティム・ノードウィンド:
ああ、カラオケは楽しいね。日本とアメリカ両方でやったことがある。いつもA-HAの「テイク・オン・ミー」を歌う。この間はもうちょっとヒーロー気分で、ボニー・タイラーの「ターン・アラウンド・ブライト・アイズ」を歌った。
10:有名スタイリストをつけていますか?普段、あなたはどういうスタイルをしますか?
ティム・ノードウィンド:
僕にとってスタイルとは本当に日々のこと。同じものを長い間着続けるのがあまり好きじゃない。時にはスーツを、他の日にはジーンズとセーターを着たくなる。本当に気分。僕達は自分達で全部スタイリングする。もしもっと忙しくなったら、友達に買い物とスタイリングを頼むよ。
11:好きな音と嫌いな音は何ですか?
ティム・ノードウィンド:
正弦波の音のように、とても純粋でリラックスできるもの。歯軋りの音は大嫌い、イライラする!
12:あなたにとって「美」とは何ですか?
ティム・ノードウィンド:
しばしば静かで、ピン・ポイントで捉えるのが難しいもの。星が一つ残らず見えるような、澄み切った夜空が大好き。美とは、何か僕を平和な気持ちにするものだと思う。
13:あなたにとって 静寂とは何か?
ティム・ノードウィンド:
静けさとは反射・反響。静かな時、僕に残される全てが自分の思考に思える。僕にとって真の意味の静寂は滅多にないけれど、その時はその瞬間を楽しむよ。
14:あなたのリラックス法を教えてください
ティム・ノードウィンド:
疲れたり緊張したりしたら、独りになって、落ち着くまで深呼吸する。クラシック音楽も気持ちを穏やかにしてくれるから、横になって聴くこともある。
15:どんな鳥が好きですか?
ティム・ノードウィンド:
アオカケスは本当に美しい鳥だけど、一般的じゃないかな。僕が育ったミシガンではよく見た。独特の色で、周りにいると素敵な鳥に感じられた。ただ木に止まっているだけなのに。
16:今後の方向性は?
ティム・ノードウィンド:
年内はワールド・ツワーに出て、ビデオも沢山制作するよ。
17:日本の女の子(ファン)にメッセージを御願いします
ティム・ノードウィンド:
ハロー、日本のファン!東京の代官山UNITでプレイするのが待ち切れない。プレゼントを作って欲しいな、全員プレゼント好きだから!!!!!すぐに会おう。 Xo.オーケー・ゴーより
(This email's interview is current as of February.2010)
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The Credit will read:
Posted with permission from EMI Music Japan.
All rights reserved by Tim Nordwind ( OK GO ).
OK GO related website LINK:Universal Music Japan
Translation:EMI Music Japan
Thank you for your cooperation : EMI Music Japan
OK GO Profile:
ダミアン・クーラッシュ(vo,g)とティム・ノードウィンド(b)が中心となり、1999年にシカゴで結成した4人組パワー・ポップ・ロック・バンド。ニューウェイブを土台にしたサウンドと、独自のユーモア・センスが発揮されたビデオで世界ブレイク。2005年のシングル「ヒア・イット・ゴーズ・アゲイン」のビデオはYouTubeで累計4,700万回を超える視聴記録を更新中。You Tubeビデオ・アウォーズや2007年グラミー賞(r)短編ミュージック・ビデオ部門の最優秀賞を受賞。また、演劇や執筆、モデル、ニュー・オーリンズのハリケーン被災者へのチャリティ、インターネットの中立性を米上院公聴会で証言する等、各自の多彩な活動でも注目される。鬼才デイヴ・フリッドマン・プロデュースのサイケデリック・ファンクな新作『オブ・ザ・ブルー・カラー・オブ・ザ・スカイ』を引っ提げ、2010年に2/26に一夜限りの日本公演が決定した。
NEWS:
最新アルバム『Of the Blue Colour of the Sky』
リリース記念のジャパン・ツアーを大成功のうちに終えて、2nd
シングル「ディス・トゥー・シャル・パス」のプロモーション・
ビデオの新ヴァージョンが完成。NASAの科学者集団らを動員し、
4ヵ月掛けて大掛かりな仕掛け装置を組み立て、撮影したユニー
クなビデオは、米西海岸時間 3/1(月)16:00から、
http://www.okgo.net/で視聴可能 だそうです。
Questioner:Yukiko Yamaguchi
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